令和5年11月23日 宮崎県川南町、川南町護国神社で秋季例大祭が実施されました。
川南町は、旧陸軍挺身集団の4個連隊基幹の部隊が編成され、同地で訓練に励み、南方の戦線に出撃した、まさに空挺発祥の地です。
ここから出撃し、太平洋各地で散華した12000余柱、内川南周辺出身者600余柱の英霊を、慰霊し、お祀りする神社が川南町護国神社です。(現在は、各地の慰霊碑から散華した挺身部隊員と分骨されて空挺隊員の魂魄は、『空』の碑がある高野山奥の院にあり、毎年9月に慰霊祭が行われています。)
秋季例大祭は、川南護国神社で毎年11月23日に実施され、奉賛会の方を中心として、自衛隊協力諸団体、全日本空挺同志会宮崎支部が川南町の方々と慰霊祭を実施しています。詳細は別途掲載いたします。
本年は、コロナ禍も明け、4年ぶりの通常の慰霊祭となりました。東川南町長(空自OB)、繁富奉賛会会長、河野川南町議会議長、宮崎川南町商工会長他多数の町関係者、県議会議員の方々が出席されました。
空挺同志会関係者は、愛甲宮崎県支部長、横山宮崎県支部事務局長をはじめ支部関係者が祭典の詳細を協力・準備され、肥後鹿児島県支部長、執行長崎県支部長、後藤大分県支部長、西田福岡県支部事務局長他の各県支部役員等、また現役同志会会員として濱田副師団長ほか九州諸部隊の指揮官・幕僚、空挺団からは団長が東北方面の演習参加の為、各大隊長をはじめとする主要指揮官、最先任上級曹長、陸曹他が出席しました。
前夜祭では、宮崎支部と各支部、空挺団の現況等相互に意見交換を実施し、大いに盛り上がりました。
当日は、奉賛会方々の準備の下、粛々と祭典がおこなわれました。
式典後、「空挺発祥の地の碑」前で記念撮影を実施し、来年の慰霊祭での再会を約し、無事に慰霊祭を終了いたしました。