年頭の辞 全日本空挺同志会長 直海 康寛

全国の空挺同志会の会員並びにご家族の皆様、日頃から空挺団・同志会を応援していただいている皆様、明けましておめでとうございます。

昨年は朝鮮半島を中心に北東アジアの安全保障情勢が大きく動いた年でした。(略)

自衛隊にとっても昨年はあらゆる任務に即応しうる体制作りの面で意義ある年でした。陸上自衛隊では陸上総隊の新編を始め大きな組織の新編・改編があり、即応する統合機動運用能力が充実し、また共同訓練では英国陸軍やインド陸軍とも行う時代となりました。能力構築支援の対象国拡大等の動きとともにわが国の平和と安全を守るため自衛隊の果たす役割は今後益々国家の戦略の一翼を担う幅広い視点から期待されていくことになるようです。

さて、このような中で昨年、第1空挺団は創立60周年を迎えました。60年に亘って築き上げられた第1空挺団の輝かしい歴史と伝統、空挺魂は自他ともに認める揺ぎ無いものであります。精鋭無比を掲げ日錬磨に励む隊員の姿を日頃から心強く感じているところでが、いざという時には、ある時は勇猛果敢に先陣を切り、またある時は最後の切り札・砦として、与えられたどのような任務をもやり遂げてくれる心強い部隊として期待され頼りにされる宿命を持つのが第1空挺団です。精強落下傘部隊としての「挺身赴難」の伝統精神を受け継ぎ伝えていく使命を担う同志会としては、元挺(OB)と現役が一体となって今年もその使命をしっかりと果し、我が国の防衛に寄与したいと考えております。

最後になりましたが、全国の空挺同志会会員並びにご家族の皆様、そして空挺団・同志会に温かいエールを送っていただいている皆様の今年一年のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げまして新年のご挨拶とさせていただきます。