令和2年 高野山慰霊法要

令和2年度は、コロナ禍に伴い第65回高野山慰霊祭は延期となりました。それに代わり火箱会長以下同志会本部要員及び高野山委員等により、高野山『空』の碑前、不動院本堂において、9月6日日曜日慰霊法要が、壮厳かつ粛々と実施されました。ここに謹んで報告いたします。                          

実施の経緯:令和2年当初からコロナウイルス被害が徐々に拡大したのは、ご存じのとおりです。そのため、同志会本部は、4月の総会は習志野での実施を断念し書面等で実施しいたしました。感染が拡大する中、慰霊祭の実施も様々な角度で検討し、例年通り実施から中止を含め種々の意見を聴取しながら、コロナ感染経緯を踏まえ、7月中旬、実施の可否の意見が相半ばする中、慰霊祭を延期し、慰霊法要の実施を決定しました。規模は、クラスター発生を防止し、ソーシャルデイスタンスを守り、比較的高齢者が多い同志会構成員の現況を踏まえ、会長以下本部数名と高野山委員の最小限の規模とするも、厳粛かつ例年通りに不動院・『空』の碑前で行うことを決定いたしました。

慰霊法要の実施:台風10号の影響下、悪天候特に強風が予想され、慰霊法要実施場所は、火箱会長のご指導を受け、金曜日の段階で、不動院本堂において実施することに決定しました。それに伴い、会長からは、「どのような天候でも当日の朝は『空』の碑前で参拝を実施する」との厳命を受け、本部要員、高野山委員は前日に清掃及び準備をすすめました。慰霊法要当日、断続的な小雨の中、同志会は火箱会長以下8名、現役隊員は悪天候の中、古越会計監査隊中部方面派遣隊長、島村信太山駐屯地業務隊長が駆け付け、慰霊参拝をおこないました。参拝は、国旗及び国歌斉唱、黙とう、空の神兵の合唱、国歌斉唱の順で行い、本年の慰霊法要の報告と来年の慰霊祭を誓い終了いたしました。事後、不動院に再び戻り、山階ご住職を御導師とし3名の方をもって、不動院本堂において慰霊法要を実施しました。慰霊法要の次第は、国旗に正対し国歌斉唱、読経、会長による慰霊の辞、焼香、空の神兵錚々、国旗に正対の順で行われました。そののち、参加者による昼食において意見交換・参加者を慰労し、来年の慰霊祭での再会を誓い、令和2年度のすべての慰霊法要行事を終了しました。

 本年度は廣幡が担当いたしました。慰霊法要の各種行事、連絡不行き届き等ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。三宅高野山委員長、仲田近畿連合支部長始めとした高野山委員の方々には、7月の段階からの準備等ご協力をいただきここに感謝申し上げます。